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Great race

2018/01/16
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先日放送のグレートレース。

うーん、もっとこうなればいいんだけどなあ。

あ、もちろんバックパックのこと。
彼らのパフォーマンスは疑う余地なく超人的です。

走ったり、藪漕いだり、攀じ登ったり、はたまたバイクやパックラフト。いろんな要素が含まれているアドベンチャーレース。

壊れない、タフネスさと、シンプルさ。
降ろさずに何でもこなせる便利さ。
いろんな軸がある中で理想的な一点を模索するのは簡単なことではありません。

しかしながら、テレビ画面を観るだけで、アイデアがいくつも浮かんできます。
これは、まだまだ伸び代がある、追求すべき世界だと。
(優勝チームのキャプテンがgoliteのJAMを背負っていたのには驚きです。)

まず、理に適ったデザインかどうか、という問題もありますが、それだけではありません。
作り手の想いがあっても、使い手がそれを理解していない、ということも往々にしてあります。
言い換えれば、理想的な使い方が、使い手に浸透していない。
それは決して使い手の責任ではないと思います。
作り手の手を離れたら、そのものは使い手のものになるのですから。
正しい使い方を浸透させるのは、作る側の責任、と考えるべきです。(と、自分に言い聞かせます。)

その逆に、「作り手が使い手の置かれる状況を正確に理解できていない。」ということもあるでしょう。

「机上の空論」とは言い得て妙で、計算され尽くしたように思えて、現場では歯が立たなかった、という経験は僕にもたくさんあります。
そんな経験をする度に打ちひしがれるとともに、「やってやるぞ。」という想いが再び湧いてきます。

だから、自分もフィールドに出ることはとても大事だと思います。

トライアンドエラー。
どんなにコンピュータが発達しても、モノは結局、人間の頭でひねり出し、人間の手で作り上げるもの。
泥臭く手を動かし少しずつ理想に近づいていく過程こそ、王道なのではないでしょうか。

そう信じたいです。

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