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横尾和広 -分水嶺トレイル2017-

2017/07/28
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分水嶺トレイル。
今年で6年目を迎える縦走形態のトレイルレース。秩父多摩甲斐国立公園内の4つの百名山(雲取・甲武信・金峰・瑞牆)と4つの分水嶺(多摩川・荒川・富士川・千曲川)を3日以内で踏破し、清里の獅子岩までたどり着く、登山道95%の縦走レースだ。
スタートの奥多摩、鴨沢からフィニッシュは清里の獅子岩まで、沿面距離Aコースが84km(累積標高差8,000m)、Bコースが120㎞(累積標高差12,000m)と大変タフなコースで、TJARの練習と捉えている選手も多い。

今年のレースには、岡田泰三さん、横尾和広さん、大石由美子さんの3名のbbpユーザーが出場した。

その1人横尾さんは、rough20を背負いチームでBコース(青梅~獅子岩・120km 累積標高差12,000m)に参戦。
見事、Bコースの準優勝(暫定)に輝いている。

※参考情報・完走率
Bソロ:54名/完走32名 完走率59%
Bチーム:10チーム/完走6チーム 完走率60%

分水嶺トレイル参戦レビュー 横尾和広


〔容量〕
今回は、ギリギリまで詰め込み、6.8kg程度です。(水1kg含む。)
なので、チャック部分の強度が頑丈に作られていて、助かりました。
パンパンに詰め込んでも下部に重心がいかない構造で、動きやすかったです。

もう少し、自分の経験や技量がUPしたら、装備を削ることも可能だと思いますが、その場合は、上部二箇所のベルトで余白部分をコンパクトに調整でき、「物の揺れ」を防いでくれそうでいいですね。

〔ショルダーフロントポケット×2〕
ここは、今回はクリフバー3つ×2箇所を収納。
アクセスしやすく、行動中にも出し入れしやすいですね。
物量が減ってもゴムできつく占めれば、揺れを防げました。

〔背面メッシュポケット2つ〕
今回、大きな雨には降られることはせずに、天候には恵まれました。
しかし、時折ふった夕立ちの際に使用したレインウェアや、
夜露で濡れたストックシェルターの収納場所として最適な場所&サイズ感でした。

〔腰部分のボトルホルダー2つ〕
今回はセイシェル(携帯浄水ボトル)600mlとネイサンのボトル650mlを収納。
今後は、この部分に300mlぐらいのボトルを使用したいと思います(アルプス縦走だと小屋の間隔からして、その分量で充分だと思うので。)

〔背面サイドポケット※片側のみ〕
小屋で飲食をするときに出し入れする「小さい財布」や「携帯」の収納箇所として役立ちました。

〔背面下部・ストックホルダー〕
取り出しは、ザックを下ろさずに手探りでOKでした。

そして、今夏のアルプス縦走でも、もちろん使用させていただく予定です。
分水嶺の装備と比較すると、食料を少し減らし、防寒着やヘルメット、デジカメを増やす予定です。

そして、今回の山行で一番感じたのは、
「この世で、一つしかないザック」を背負えて個性をだせたことが嬉しかったです。

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