CSMS40-007
Concept
BASE MODEL / MS2018-40
2018年、ひとつの挑戦から生まれたモデル。
その経験をもとに型紙を見直し、細部をアップデートしました。
TJAR2018において、望月将悟氏は大きな挑戦を試みました。
日本海から太平洋まで、北・中央・南アルプスを縦断しながら約415kmを走破するこの過酷なレースを、食料の補給を行わずに完走するという、前例のない試みです。
望月氏はそれを見事に成し遂げ、総合7位という素晴らしい結果を残しました。
この挑戦で使用されたバックパックが、今回の製品の原型です。
このモデルに求められたのは、高重量の装備を快適に背負いながら、走行を妨げないこと。そして、長い行程に耐えうる耐久性でした。
想定した重量は15kg。実際、装備と食料を含むスタート時のパック重量は14.5kgでした。
このバックパックは、MIYAMAシリーズにも通じる、立ち上がった特徴的なボトム形状を採用しています。荷物の重心を自然と高い位置に保ち、快適な位置で重量を背負うことができます。
背面上部に荷重を乗せることは、blooper backpacksが一貫して大切にしている設計思想です。数ある製品のなかでも、このモデルはその思想を最も明確に体現しています。
メイン生地には、400D Dyneema “Black”を使用しました。
市場に流通することがほとんどなかった希少な生地で、現在は生産されていません。今回は、工房のバックヤードに極少量保管していたストックから製作しました。
210D Dyneemaとは風合いが異なり、光沢を抑えたマットな質感に、独特の佇まいがあります。
おもな特別カスタムは、以下の通りです。
1. ジップポケット付きウエストハーネス
重い荷物を背負う場合、中型のバックパックにもウエストハーネスの追加をお勧めしています。
今回は、そのハーネスにジップポケットを設けました。ポケット部分の上下パネルにはストレッチ生地を使用し、行動中に使用する小物を収めやすい構造としています。
2. トップ部分のヘルメットホルダー
保持力だけを考えれば、メイン収納部を覆う三点保持式のヘルメットホルダーに分があります。
一方、このモデルではセンタージップから内部へのアクセスのしやすさを優先し、トップ部分にヘルメットホルダーを設けました。
3. スリーピングマット兼用フレームパッド
このバックパックは、ほかのモデルとは背面長が異なるため、専用の長さに調整したパッドを標準装備しています。
厚さ5mmのパッドを四つ折りにして背面へ固定することで、フレームとして機能し、背負い心地を大きく向上させます。
展開時の長さは960mm。半身用のスリーピングマットとしても使用できます。
そのほか、ショルダーハーネスにはボトルポケットとストレッチポケット、ボトム部分にはポールホルダーを備えています。
本体正面には大型のメッシュポケットを設け、高い収納力を確保しました。
オリジナルモデルではトップ部分にプラスチックバックルを使用していましたが、今回はフィールドでの破損リスクを抑えるため、アルミニウムバックルへ変更しています。
本体内部には、キーフック付きのジップポケットを備えています。鍵や貴重品などの収納に役立ちます。
総重量
670g(背面パッドを除く)
シリアルナンバー
007
Specification
- Fabric
- 400D dyneema "Black"
- Main
- メッシュポケット
- Shoulder
- ボルト&ストレッチポケット
- Waist
- ジップポケット仕様ウエストハーネス
- Zipper
- Black
- Inside
- ジップポケット
- Inside
- スリーピングマット兼用フレームパッド
- Top
- ヘルメットホルダー
- Bottom
- ポールホルダー
- Weight
- 670g(背面パッドを除く)
- Size
- Japan M (160-180cm)
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